「エリィ、愛している」 彼の腕の中に居るのは紛れもなく魔獣だった。 姿こそ愛らしい少女の魔獣は、淀んだ本性を内に秘めた化け物だ。 しかしルイはそれでも良かった。 彼女が一緒なら、なんだって良かった。 "わたしもよ"と返された言葉に、彼は最上の幸せを得ていた。