目には目を、悪には悪を。悪を裁き、悪を統べる悪の主。 獲物は地獄であろうと追い詰め、捕らえて喰らい尽くす。 偉大なる悪。それの息子だろうと実力は変わらない。
「――さあ、そこに跪け。精々命乞いをすることだな」