夜の闇に、冴えるような碧。金と青の双眸が標的を捉えた。 標的は闇から忍び寄る始末屋が、こんな少女だとは夢にも思わないであろう。 そして、その少女が本来市民の安全を守る”姫百合”であるとも… 「……また、心配かけちゃうかな」