秋と冬は、大事な子供から目を離してはいけない。すぐに邪神が現れて、その子を喰らっていくだろう。 大事な子供を守りたくば、戸口に魚卵でも置いておけばいい。
けれどその子が大事じゃないならばーーー、どうぞ、持って行ってもらうがいい。 それは子を枯らすための神様なのだから。