血の繋がらない父親に 頭の狂った母親。 彼は嫌気を差すことすらせず、 ただ当てもなく家を出た。 最愛の弟を置いていくのは心残りだったが、それ以上に彼の追求心が彼を動かしていた。 彼はお年寄りや同世代の家を転々としていた所、学園に招待されたのであった。
「よォ、おばーちゃん。荷物持ってやろうかァ?…お礼?それならァ、代わりに今日1日俺のこと泊めてェーー」