ネタバレカード
胡蝶家の三人兄弟には春の名前が足りなかった。次男の雪介と幼馴染であり助手をしている芹は、雪介に春と冬がある自分の名を与えたかった。 芹はメディアに出たがらない雪介の代わりに探偵の格好をすることが多かった。 ある時入れ替わったそのまま自殺をし、自分の名前をその存在ごと雪介に捧げた。 雪介は芹の呪いによって芹として生きることになった。 このことを知るのは血縁者のみである。