幼い少年の姿をした崇徳院。まだ歌人として、帝として生きていた頃をうつしている。 常に幼い姿を選ぶ理由は、「その方が余計に怖がらすことがない」からである。無邪気で好奇心旺盛、偉そうな口ぶりを除けば誰もが可愛がる少年。 「聖子」という名前の伴侶の話をする時はどれだけ彼女が素晴らしいかを延々と話し続ける。 竜宮院家当主とかかわる三つの霊異のひとり。好き嫌いが少なめで扱い易いが、魔力の負担が大きめ。現当主の透はこの状態の崇徳院と最も相性が良い。