狼神三兄弟のひとり。黒い毛並みの大きな狼が本体だが、気が強いわけではなく穏やか。執着心が強いため、嫁にした巫女は一度にひとりだけ。心配症。 村の巫女だった梅に惚れ込み、「娘が成長するまで15年ほど待ってください」と告げられた時、素直に待ち続けたことがある。誰かを亡くす悲しみをよく知る狼。