『みずいろのかみさま』によって食べられた少年の、その結果。 幾度となく死に、大切だった誰かも、覚えたことも、自身の名前すらも失った。
水色のエルフに育てられ、少年は再び歩みだす。 きっと大事だったはずの記憶を、誰かを、思い出したいから。
自身の存在によって×××が苦しんでいる事に、そっと目を伏せたまま。