「大丈夫。全部お姉ちゃんに任せておきなさい」
そう言って、姉は最後に名前を呼んで笑った。
もう二度と出会うことのない、思い出すことのない、忘却し、消え去ってしまった『僕のお姉ちゃん』
もし、それでも、また出会えるのなら、