「ああ……いいね。いい。凄くいいよ。こういうのを絶好調と言うんだね。準備も作戦も無しに等しくほぼぶっつけ本番で出来ることをやるしかない。ああ〜……心が踊るよ!!」
それは機械を操る奇怪。奇機怪械。己が求める突飛で常識知らずな目的のためにネジが吹き飛んだかのような異常な選択を嬉嬉として機器を操る天才にして天災。とある者は嘯く。彼こそが、極東に現れたあらゆるご都合主義を背負う者であると。 英雄が英雄であった、今は形を潜めたとある1面。