妖魔が住む西の果ての国。皇帝と女帝による治世が行われており、皇帝は「玄参」女帝は「美紅」という名前。
人間でも美しいものは住むことが許され、統治者二人の好みに合えば妖魔化しなくても過ごさせてもらえる。醜いと判断された人間は「果実」の種となり、殺される運命にある。
妖魔化すると性欲増強や特異能力が追加される場合があり、容姿にも人間ではない特徴が備わることがあるが、瞳の色は吸血鬼による眷属化と違って変化することは無い(元々ある素質を開花させるだけ。吸血は肉体の質を組み替えるので赤目になる)。