ミイラではなくゾンビ。ぐるぐるとまかれた包帯は失くした片足代わり。不死の厄災で奇跡的に理性のあるゾンビとして生き(?)残る。その時以来、庶民の暮らしや屋敷の外の世界を知らないカタヨクに尽くしているらしい。彼の持つ棺桶からは時折禍々しい影が見え隠れしている。そういえば、月のない夜に彼の姿を見ないのだが・・・。