「究極の曖昧」
『それ』が何なのか、誰も知らない。 それは有であり無である。 それは0であり100である。 それは生であり死である。 何処にも行き着くことのない曖昧は、 果たして何を見て何を思うのか。
「そんなの、ワタシにだってわからないさ」
解ることはただ一つ。 その笑顔に、意味などないのだろう。