「ママ~~あの人達なあに??」
潮薫るバス停にて。 あの子達は誰だろう。 熱を放つアスファルト。陽炎のその向こうに来るバスを2人無言で見つめている。 何か珍しいものでもあるのだろうか。今日はお祭りの日だったっけ。
潮風に吹かれ髪が少しべたつく。