世界でひとりだけ好きな人がいた。その人は私にとって何よりも大きな支えだった。将来も誓い合ったのに、私と関わったばかりに死んでしまった。 私は誰なの? 私はどうしたらいいの? ……あなたの面影を探しながら、今日も悪夢を見続ける。何度繰り返しても救えない、この手からこぼれ落ちるしあわせをかきあつめて。