「眠ってる時だけ、君に会える。眠ってる時は何も考えなくていいの。ただそばにいて、美味しいものを食べて、綺麗な花を見て、巡る季節を楽しんでいられる。でも夢が覚めたら君はいない。押し花にして閉じ込めた私の夢も、いつか覚めてしまうの。……悪い夢が終わって、幸せな夢が続けばいいのにね」