マロングラッセ
レア度:
R
7年以上前に更新
クリを砂糖漬けにした菓子。フランス語でマロンとは、イガの中に一つだけ入っている大きくて丸い栗のことである。
むいたクリを糖度20度のシロップで煮、2日ごとに徐々に糖度をあげて最終的に32度まで高め、その後30度に落として仕上げる。その手間のかけ方から当初は注目されることが少なかったが、20世紀以降甘く口中で崩れる食感が評価されるようになった。現在の形に作り上げたのは、アントナン・カレームだといわれる。
ヨーロッパでは永遠の愛を誓う証として、男性が女性にマロングラッセを贈る習慣がある。