「僕は…もう、千 紫帥じゃない…灰崎 白だぁぁ…!」「別人」の弾丸を撃ち、記憶を失わせたはずの奴の策略に嵌まっても尚、諦めることはない。他人の力を借りてしか生きられない弱虫。そんな自分だって、誰かを救いたかった。全ては人を守りたいがため、力を帯びた腕を突き出した。