年末、大陸列車で遠い実家に帰郷する恋人を寂しげに見送る璃王 璃王は学院寮に居残り、残った知人達と年越しの予定だ だがラミィの魔法は鏡魔法…自身のみであれば鏡を通り道として寮に顔を出すことが可能だということを 涙を呑んで見送った璃王が実感するのはそう遠い先のことではなかった