「『騎士よ、私を惑わす唯一よ。この手を取ってはくれまいか。 ワルツを踊ってくれまいか』
……貴方と一緒に過ごすうちに、自分は変わったなと思うんです。 気づけば少し、自信がついていて、沢山、欲も出てきました。
『ああ、騎士よ、私に惑わされておくれ』
……今夜は、私から、です。 私は貴方と踊りたい……一曲、如何ですか?」 (耳まで真っ赤に染め上がっている)