「妖め…面妖な気を放ちおって…成敗してくれるッ!!」 彼の剣技は手品にも魔法のようにも見える。しかし、歴史に名を残さぬ侍。 それでも彼は目の前の怪鳥を何度も何度も斬撃を叩き込む。分厚い装甲を切り開き怪鳥の息の根を止めるのにそう時間はいらなかった。