雪夏撫子の首からさがる十字架。 親しかったシスターの形見のうちのひとつである。何を失おうとも、何があろうとも、彼女は決してこの十字架を手放そうとは思わないだろう。(不思議な力で意図せず消えることもある) 今は海の底。 シスター、あの子は立派に育ちましたよ。