アイのカケラ12
レア度:
★2
5年以上前に更新
仕切られた透明な壁の内側から部屋を見渡す。退屈。隣の相方は一生懸命流れる文字列を見ているが、そんなことせずとも情報はレコードに組み込まれる。酔狂な。
形の上では主に値する男と、彼が作っている作品を見やる。普段は美を追求した作品だが、今回のそれは色や髪型が違えど明らか誰かを再現しようとしたものだった。珍しい、趣味が変わった?
眺めてると「らしくない事なんてするもんじゃない、やめたやめた」と主はそれらを魔力に還元した。ああ見えて情はあるのだろう。
どいつもこいつも素直じゃない。
アビリティ: | だからこそ愛おしい |
種族: | 記憶 |