アイのカケラ13
レア度:
★2
7年以上前に更新
例えばそれは一時の夢のような儚く短い時間。
授業を終えてその施設に向かう。寄り場のない無垢なる者達の集う場所。当時の彼らはまだその一員ではなかったけど。
顔を見せると不器用ながらも惜しげなく慕い寄ってくる姿は非常に愛いもので。それを見て反抗心を示す生意気さと、隠しきれない憧憬の目も愛いものだった。それを揶揄すと酷い目にあうが。
今日は何をする何処に行く、約束をすっかり忘れてる彼のほぼ一方的な話し声がする。側から見れば非常に愉快だ。
彼らのこの先が楽しみで仕方ない。
アビリティ: | いつかの風景 |
種族: | 記憶 |