「『由良の門を 渡る舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ こひの道かな』なんて、言わなきゃ伝わらないけど……」
高校一年生の清河澄深。 言動やプレゼントで好意がだだ漏れしているが、まだ大好きな本人には気付かれていないみたいだ。