狐塚家に残っている伝承によれば、陰陽師であるとされる者の名。どこかの書物には陰陽師であるとすら書かれておらず、「或る男」としか記述がない。 というのはともかく、伝承によれば、狐と夫婦となり子を残したが、銀翅が狐の正体を見破った際に、怒り狂った狐に村人共々喰い殺されてしまったといわれている。 狐と比べても資料が少なく、狐と同様に(或いはそれ以上に)謎多き人物である。