かつて神に反逆し、世界を壊した厄災。 人の願いを抱いて生まれた、星の片割れ。 消えることなき、悪の具現化。 嘆き怒り、絶望する者を嘲笑う声。
元を正せば全て、愛だけで出来た純粋な願いだったのだ。
「さあ、時は来た。君たちに返してやろう、この悪意篭った願い、その全てを!」
償え。 彼を悪意の塊に変えたのは、彼に悪役を押し付けたのは、紛れも無いお前達なのだから。