『私の目から見たアナタは、とてもボロボロで、大雪の中をよく布一枚でここまでこれたなと思うほどだった。太ももから流れ出る血、低音やけどで真っ赤になった全身。その体を抱えると、アナタは今にも力尽きそうな顔で笑顔を見せ、両手を伸ばしてきた。』