あなたの切る風の音。あなたを乗せてる背中の温度。あなたの姉を乗せてる兄の顔。 これが人間の幸せというのなら、動物に境界線なんてないのかもしれない。 夜空をめいっぱい飛ぼう。私の主人の過去を、置き去りにするくらい。海の風を体に浴びて、夜景を楽しもう。