諒が見た夢のうちで、「蛇」とも「邪」とも呼ばれていた存在。川に棲み、幼い少女の姿をしているが、その眼は蛇のように細い。その姿とは裏腹に、自身を「老いた」と自負している。 過去、ある者と因縁があるようで、その気配に誘われて諒の前に姿を顕した。どうやら「狐」のことを、あまりよく思っていないらしい。