夏でも黒のハットとロングコート、病的なまでに白い肌、切れ長で鋭い瞳。無口で無表情、見た目はかなりヤバいお兄さんだが、中身は無類のド善人。好きなものは子供の笑顔。でも会うとだいたい怖がられる。かなしい。 他人を楽しませようと努力して技術を身につけた凄腕の手品師だが、人生のステータスをほとんど手品に全振りしてしまったため、その他はとことんポンコツ。
「…さぁさぁみなさんお待ちかね、楽しいショーの始まりだ…」