陰陽師を代々つとめていた家の次男にあたる人物。式神を用いることに関しては一流。 本妻の蓮華との間に娘を設けたが、子に恵まれない兄夫婦の養子にされた。 『不治の病』を抱えている。自らの命は長くないと悟ると次第に十六夜のいる山に籠りきりになり、村人にも顔を見せなくなった。それにより村人からの疑心暗鬼を招き、村人に襲われて些か早い自身の死を招くことになった。