かつて 十六夜がもっとも強い力を誇っていた頃、銀翅や玄鋼の家に憑いていた水神である。 水を統べるものであるため、同じく水である玄鋼との相性は良かったが、火である銀翅との相性はとても悪く、結果として銀翅の身体に障りが出てしまった。銀翅はそれに思うところがあったようだが、水玄蛇葉神は気にも留めず、寧ろ「何方も悪くない、ただ折が合わなかっただけ」と銀翅の心を労った。