「ル……僕とおともだちになってくれる?」 これはあり得たかもしれない世界の断片。何かしらまかり間違って、生まれた奇跡の真逆存在。端午の節句に、彼/彼女は普通の男の子のように、友達と遊び、楽しい思い出を築くだろう。もし、数年後再会した時は、その友人は酷き言うだろう。君はーだったのか、と。