口頭の契約書
レア度:
SR
5年以上前に更新
過ちだらけの約束だった。
脆い希望を差し出して、己は愚か貴方まで傷つけてしまった、最低な契約。
結局貴方の優しさに甘えて、未だに暗闇を汚く擦り付けている。
許して貰えなくたって、私はいつまでも貴方に謝罪を送ろう。
それはエゴ、それは自己満足?
また傷付けてしまうかもしれないのに。
学習能力のない私には、それしかできないのだ。
それに、貴方の耳の傷は、多分。