「これが私、アイドルの宮代天乃です!」 迷って、挫けて、泣いて、全部投げ出しそうになった時に、教えてくれた。 皆が手を握ってくれた。 だから、それに応えなきゃ そうしなきゃいけないからではない。私がそうしたいのだ。 今私を動かしているのは義務感でも責任感でも罪悪感でもない。 心が叫んでいるのだ。望んでいるのだ。 私も手に入れたい、自分だけの光を、と。