『殺戮のサプライズショー』三枝
レア度:
★5
4年以上前に更新
気球船が目の前に浮かび、憎き人物が映し出され、聞きたくもない声が流れてきた。しかしその内容は聞かざるを得ないものだった。
見た映像は余りに惨たらしく目を逸らしたくなる現実。数日前まで話していた人物がバラバラになった惨状を、関わってしまった私のせいだと考えてしまう。
怒り、悔しさ、悲しさ全てがドロドロに混ざり合って吐き気がする。膝から崩れ落ちた私に
力が膨張したような感覚と私ではない何処かの誰から問いかけられたような気がした。
そんな私を空から満面の悪で見下していた。