【のぼせて、あなたに】伊賀 誠志郎
レア度:
★5
3年弱前に更新
ぱちゃぱちゃと湯が跳ねる音が聞こえる。
「んッ、はあッ、せいしろうっ、さまっ、のぼせっ、のぼちゃいますっ」
「ん。・・・・じゃあ、早く終わらせないとな?」
「んあっ!だめ、温泉の中で出したら・・・・だめっ・・・・」
「ちゃあんとこぼれないように、しろよ?・・・・・・・千夏」
「だめ、だめだめだめだめえっ!なかにだしちゃだめっ、せいしろっ、だめ────」
どくどくどく、と精がナカに注がれる。
鮫嶋は、湯にも彼にも溺れないようにするだけで精一杯だった。