【直江明星】 刀の手入れをする際に、彼はふと呟いた。 「いつもありがとうね」 武器なんて使えればいい。そう思う者もいるであろう中、彼は愛刀たちへの感謝を忘れない。 だからこそ大切に扱うのだ。それこそ、伴侶と同じくらいに。