【憧れ続けた背中】朱月ナオ
レア度:
★5
7年以上前に更新
子供の頃、神機使いに助けられた。
その背中が、大きくて堂々としててかっこよくて…輝いて見えた。
怪我して血塗れで、泥だらけになって、必死に俺を守ってくれたその人たちは、俺にとってのヒーローだった。
「子供っぽいかなって…ちょっと見栄張ってたんだけど、やっぱり俺はあの人達みたいな神機使いに…皆のヒーローになりたいんだ。」
まだ俺は彼らには遠く及ばないけれど、いつか絶対なってやる。
完全無欠の、強くて優しいヒーロに。
あの背中に、追いついてみせる。