彼はいつも首に鍵を提げている。 自室のものでも車のものでもない、装飾の施されたそれを、彼はいつも肌身離さず付けている。
「何の鍵か?んなもん決まってる。宝物のだ。お前も大事なモノには鍵をかけとくだろ?…盗まれないように鍵をかけといてんだよ。」
悪戯をしている少年のように、彼はにやっと笑った。
25/07/16
25/07/14
25/07/03
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