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薪炎向かう翅ばたき
蝶あるいは蛾の翅に酷似した武器、のようなもの。
微笑みの奥に、火があった。
情熱のような、澄み切ったものではない。
消せない、消さない。どす黒い火種。
燻りと揺らめきを繰り返す存在。
その苛烈さがあの存在ごと焦がすのは嫌だった。
あの存在が、灰も何も遺さないのは耐えれなかった。
だから、あの炎に向かった。
少しでも、傷付くように願って。
26/04/29
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