【Trinitatis ad Proerium】 悠久の時を生きる彼は人間に好意的である。 なぜなら、人間は稀に見る美食──エサであるから。
数多の魂を食らった。肉を貪り、血を飲み干し、骨の髄までしゃぶりつくした。 そんな彼がふと疑問に思った。 「記憶がなにもない真っ白な魂は、はたしてどんな味がするのだろう」
運良く人間が眼下にいる。 現状に涙し、現状に憎み、現状に絶望する聖職者。 緩む頬を引き締めながら、彼はそっと囁いた。
26/04/14
26/04/13
26/03/30
26/03/18
26/03/03
ガチャコメント